株式会社聘珍樓(読み:ヘイチンロウ、所在地:神奈川県横浜市)が運営する、創業1884 年(明治17 年)、現存する最古の中国料理店 聘珍樓(本店:横浜中華街)では、2018 年9 月24 日の「中秋節」に合わせ、秋季限定販売の「蛋黄蓮蓉月餅」(塩漬卵黄入蓮の実あん月餅)と、「蛋黄豆沙月餅」(塩漬卵黄入黒あん月餅)の2 種を発売。好評のお月見がデザインされた「中秋節限定ギフト缶」。2017 年の上海バージョンデザインから、2018 年は夜空と月が連想される黒色と金色の缶に、横浜の名所が描かれた地元横浜中華街バージョンに変わり、2018 年9 月8 日(土)に発売いたします。(予約開始:2018 年8 月25 日)
聘珍樓レストラン全店、聘珍茶寮全店、聘珍樓通販サイト・聘珍ショッパーズ、百貨店内聘珍樓全店にて販売いたします。凍頂烏龍茶とのギフトセットもご用意しております。
また、中秋節限定ギフト缶入り「蛋黄蓮蓉月餅」・「蛋黄豆沙月餅」をお買い上げのお客様には、月にまつわる神秘的中秋ストーリーをご紹介する特別ウェブサイトへアクセスできるQR コードがついています。
中秋月餅「蛋黄蓮蓉月餅」・「蛋黄豆沙月餅」の特長
聘珍樓の「月餅」は広東月餅で、もとは香港から月餅職人を呼び寄せて製造を始めました。現在は、中国の伝統的レシピを受け継ぎ、聘珍樓ならではの厳選された素材で製造しております。「中秋月餅」は、あんの中に満月に見立てた卵の黄味が入っていることが特長で、「蛋黄月餅」の蛋黄とは、アヒルの卵の塩漬けのことです。
「蛋黄蓮蓉月餅」(塩漬卵黄入蓮の実あん月餅)は、蓮の実あんの中に、満月に見立てたアヒルの卵の塩漬けが入っています。蓮の実あんは、白いんげん豆でつくった白あんと蓮の実を混ぜたあんで、しっとりとした食感ながら、すっきりとした甘みで塩卵の味を引き立てています。
「蛋黄豆沙月餅」(塩漬卵黄入黒あん)は、黒あんの中に、同じく満月に見立てたアヒルの卵の塩漬けが入っています。黒あんは、北海道産の小豆を100%使用しており、甘すぎずコクの有るあんと塩卵の塩気が丁度よいバランスでそれぞれの味を引き立てています。
それぞれの風味豊かなあんを、糖分や油分を控えめに使用し、熟成させたみつを混ぜ込んだ皮に包み、木型で精巧な模様をつけた後、 しっとりとしていてボリュームがありながら、香り高くなるよう丁寧に焼き上げております。また、中秋ストーリーをイメージした 缶にあわせて、黒あんには夜空の月、蓮の実あんには蓮の花がデザインされた中秋シールが2 種類の異なるあんの目印となっております。
中秋節について
2018 年9 月24 日(旧暦8 月15 日)は、「春節」「端午節」と並ぶ中国の伝統的な三大節の一つである「中秋節」です。中秋とは、三秋(秋の三ヶ月)の真ん中の月にあたることに由来します。団円節、月夕、八月節などの別名もあります。三大節の中では成り立ちが一番遅いと言われておりますが、原型は太古昔の月を敬う際に行われる秋祀活動にたどりつきます。
中秋節には、「月餅」を食べることが伝統的風習です。「月餅」は吉祥・団欒の象徴であり、中秋節には家族が集まり、家庭円満・家族の健康などの心温まる願いを込めて、夜空の月を眺めながら、月餅とお茶を楽しみます。
また、中秋節が古くから伝わる過程で、月にまつわる神秘的な神話がうまれました。
「聘珍樓中秋ストーリー」月にまつわる物語
旧暦では、7 月8 月9 月が秋です。その真中の8 月15 日を中秋と呼びます。中秋の儀式は、古くは秦の時代から行われていました。
「中秋の夜 麗しい月が中天にかかり、美しい彩りのある雲が四方から取り囲むと、皇帝は宴を開き、音楽を奏でさせ華月の餅を食べる。」(元氏掖庭記 元代)
「8 月15 日は中秋と言い、庶民の間では月餅を贈りあうが、これは団円(一家団欒)の意味を取っているのである。」(煕朝楽事 明代)
こうした文献に当たるまでもなく、古来より蘇東坡、李白、杜甫など中国の詩人たちが、月を愛でて、数々の名詩を残しています。
また、月にまつわるおとぎ話、と言ったら日本では「竹取物語」が有名ですが、中国では中国六朝時代の短編小説集「捜神記」の中にも記されている物語「嫦娥奔月(じょうがほんげつ)」が今も人々を魅了してやまない、月宮にまつわるミステリーとして有名です。この話は、月に去ってしまった恋人をずっと忘れられずに、満月の夜になるとお菓子や果物を供えて帰りを待ち望んでいる英雄が主人公です。 輝く月の光は、人を太古の記憶に誘います。
家族や友人や恋人だけではなく、距離を越えて、時には千年の時すらも越えて、誰かが、どこかで、同じ月を見ている。繋がっている、繋がっていく。そんな事に思いを馳せながら、月を愛で、この夜が平和であることに感謝しつつ、満ち足りた思いで月餅をいただくのが中秋です。
そんな事に思いを馳せながら、月を愛で、この夜が平和であることに感謝しつつ、満ち足りた思いで月餅をいただくのが中秋です。
中秋月餅は、一緒に食べる人数分に切り分けてこのようにいただきます。
大切な誰かと一緒に、同じ月を見ながら、月餅を分け合って食べる幸せは、中秋ならではのものです。
その人がたとえどんなに遠くにいたとしても、想いは空間や時間をも越えて、気ままに夜空を駆け巡ります。
月の輝く夜には、様々な奇跡があなたを待っていることでしょう。
詳しい聘珍樓中秋ストーリーは、特別ウェブサイトへアクセスできるQR コードからご確認いただけるようになっております。
中秋ストーリー缶デザイン
イラストレーター : 小野寺光子氏
横浜市出身、東京都在住。食や暮らしなどライフスタイル関連のイラストを多く手掛ける。
香港をはじめとするアジアにも関心が強く、街並みや生活をユーモラスでほんわかしたタッチで描く。
2006 年より聘珍樓のニューイヤーカードのイラスト担当。
商品概要
名称 :中秋節限定ギフト缶入り「蛋黄蓮蓉月餅」( 塩漬卵黄入蓮の実あん月餅)
発売開始日 :2018 年9 月8 日(土)
予約開始日 :2018 年8 月25 日(土)
販売料金 :1,250 円 ( 税別)
内容 :174g
賞味期限 :常温で30 日
販売店 :聘珍樓レストラン全店、聘珍茶寮全店、百貨店内聘珍樓全店舗、
聘珍樓通販サイト・聘珍ショッパーズ
名称 :中秋節限定ギフト缶入り「蛋黄豆沙月餅」(塩漬卵黄入黒あん月餅)
発売開始日 :2018 年9 月8 日(土)
予約開始日 :2018 年8 月25 日(土)
販売料金 :1,100 円 ( 税別)
内容 :174g
賞味期限 :常温で30 日
販売店 :聘珍樓レストラン全店、聘珍茶寮全店、百貨店内聘珍樓全店舗、
聘珍樓通販サイト・聘珍ショッパーズ
【お問い合わせ先】
株式会社聘珍樓 広報 担当:武田志穂
Tel:045-474-6711 E-Mail:s_takeda@heichin.co.jp